臨床検査技師タイプ

現代医療を支える
「検査」のスペシャリスト

 臨床検査技師は、医師の指導のもと、患者様に様々な検査を行い、その結果を分析・評価、報告するまでが主な仕事です。医師はその情報を元に診断や治療方針の決定、治療効果の評価を行うため、患者と医師をつなぐ非常に重要な役割を担っているといえます。

臨床検査技師イメージ

 病院、検査センター、製薬関連企業、医療機器メーカー、治験施設など、もともと活躍の場が多い臨床検査技師ですが、職域はさらに広がりを見せています。
 その要因として挙げられるのが、近年の健康ブームと高齢化の進行。「未病、健康の維持・増進」への関心が高まるにつれ、人間ドックや健康診断における検査は増加。訪問医療の現場へ同行し、その場で検査しようという動きも始まっています。検査は健康管理、病気の予防、早期発見、早期治療に欠かせないものであり、まさに“社会が必要とする”職業なのです。
 また、臨床検査技師には、細胞検査士、超音波検査士など、様々な認定資格があり、その取得により、スキルアップはもちろん、新たな分野へ挑戦することができます。