視能訓練士タイプ

目の健康を守る
「視覚」のスペシャリスト

 外界の情報の80%以上は視覚から取り入れているといわれるほど“目”は重要な器官。視能訓練士は、視機能のエキスパートとして、“目”の健康を守るお手伝いをします。

視能訓練士イメージ

 主な業務は、「視機能検査」、「健診(検診)」、視機能が低下した人に対する「ロービジョンケア」、主に子どもを対象とした弱視や斜視の「視能訓練」の4つ。国家資格を持つ視能訓練士にしかできないことです。
 視力は一生必要ですから、例えば、0歳から視能訓練を始めた子どもさんとのお付き合いが長く続くこともあります。その間、成長に応じた治療プログラムを組み立てたり、補助具を選定して日常生活をサポートしたり…。大変やりがいのある仕事です。
 視能訓練士の領域は今後さらに広がっていくことが予想されます。スポーツ分野ではすでにビジョントレーニングが注目を集めていますし、目の見えない人にブラインドメイクを指導する化粧療法を志す場合も、視能訓練士としての知識や経験が役に立つでしょう。大きな可能性を秘めた職業であることは間違いありません。